書名:八人の女帝
著者:高木きよ子(たかぎ・きよこ)
出版者:冨山房インターナショナル
出版年月:2005-10
ISBN:978-4-902385-19-9(奥付表記:4-902385-19-8)
8人の女性天皇の一人一人を描く
歴史上8人いた女性天皇の一人一人について、『日本書紀』をはじめとする史書を手がかりに、その生涯と人物像をたどり、即位する経緯やとりまく情勢、天皇としての営みを描いていく。女性天皇は「中継ぎ」とする見方があるが、著者は「どの天皇もそれぞれの時代や環境によって左右されていて、女帝はみな中継ぎというのは結果論にすぎないのである」と書く。冒頭では、『古事記』『日本書紀』に仲哀天皇の皇后と記述され、その死後、長く政務に与ったとされる神功皇后(じんぐうこうごう)、清寧天皇の死後、顕宗天皇即位までの間、政務に与ったとされる飯豊青皇女(いいとよあおのひめみこ、飯豊皇女いいとよのひめみこ、同書は飯豊天皇とする)にも触れている。
著者について(同書による)
高木きよ子(たかぎ・きよこ)
1918年東京生まれ。1939年東京女高師附属高女専攻科国語部卒。戦後、東京大学文学部研究生、お茶の水女子大哲学科をへて、1954~1960年東京大学大学院人文科学研究科宗教学科修士課程、博士課程に在籍。その間米国ハーバード大学に留学。1961~1981年アメリカ・カナダ大学連合日本研究センターに勤務。退職時教授、副所長。その間1968~69年米国コロンビア大学東洋学部講師。1981~84年お茶の水女子大学教授。1985~89年東洋大学教授。1991年文学博士(東京大学)。
著書『ウィリアム・ジェイムズの宗教思想』1971年 大明堂『文学に見られる生と死』1983年 大明堂『西行の宗教的世界』1989年 大明堂『桜 その聖と俗』1996年 中央公論社『西行―捨て果ててきと思ふ我身に』2001年 大明堂『八人の女帝』2002年 大明堂
