所功(著)『皇室典範と女性宮家』

書名:皇室典範と女性宮家
副書名:なぜ皇族女子の宮家が必要か
著者:所功(ところ・いさお)
出版者:勉誠出版
出版年月:2012-06
ISBN:978-4-585-23015-1

「女性宮家」への論点を検証

皇室の永続にかかわる問題として皇室典範を論じ、改善案のひとつとして「皇族女子を当主とする宮家」(いわゆる女性宮家)の創設を検討した論考をまとめる。女性宮家については、「女系天皇につながる」といった懸念から否定的な意見もみられる。本書は「皇子・皇女の歴史上の在り方」「宮家制度の来歴と役割」「『万世一系の天皇』とはなにか」との観点から検討するとともに、皇室典範改正の必要性、改正の進め方について論じている。最後の章では、議論の現状を踏まえ、「尊称保持論への疑問」「一代宮家論への疑問」「旧宮家復活論への疑問」も検討している。

著者について(同書による)

所 功(ところ・いさお)
昭和16年(1941)岐阜県生まれ。名古屋大学修士卒。法学博士(慶應大学、日本法制文化史)。現在、京都産業大学名誉教授、モラロジー研究所教授(研究主幹)、麗澤大学客員教授、皇學館大学特別招聘教授。著書に『皇室の伝統と日本文化』『歴代天皇の実像』『皇室に学ぶ徳育』(モラロジー研究所)、『皇位継承』(文春新書、共著)、『皇室事典』(角川学芸出版、共編)、『皇位継承のありかた』(PHP新書)、『天皇の「まつりごと」』(NHK出版新書)、『昭和天皇の学ばれた教育勅語』(勉誠出版)など。