天覧相撲(てんらんずもう)

 天皇が観戦する相撲のこと。「天覧」とは「天皇が見る(観る)」の意味。野球などの試合で、天皇が来て観戦しているなら「天覧試合(てんらんじあい)」、競馬なら「天覧競馬(てんらんけいば)」、鵜飼(うかい)なら「天覧鵜飼(てんらんうかい)」という。

(参照)

 天皇、皇后両陛下は29日、東京都府中市の東京競馬場で、秋の天皇賞を観戦された。陛下は皇太子時代の07年と14年に日本ダービーを観戦され、今回が3回目だが、皇后さまは初めての競馬観戦となった。
 天皇陛下が競馬場でレースを観戦する「天覧競馬」は、現在の上皇ご夫妻が12年10月に秋の天皇賞を観戦(優勝馬はエイシンフラッシュ)して以来、11年ぶり。競馬法制定から100年を記念した今回の両陛下の観戦は、令和初の「天覧競馬」にもなった。

URL: 『日刊スポーツ』(サイト)2023/10/30(2026-01-19参照)

 天皇皇后両陛下が東京競馬場で秋の天皇賞をご覧になりました。

URL: 『テレ朝ニュース』(サイト)2023/10/30(2026-01-19参照)


皇太子についても同じような言葉があるのか

 天皇の「天覧」と同じように、皇太子など皇族の場合は「台覧(たいらん)」という言葉が使われます。

(参照)

 天覧試合(てんらんじあい)は、日本の天皇が観戦する武道やスポーツ競技の試合のこと。皇族が観戦する試合は「台覧試合」と呼ぶ。

URL: 天覧試合:ウィキペディア


「天覧」は新聞でも使う言葉か

 新聞でも使われます。天皇、皇后、愛子内親王は、2026年1月18日に、大相撲一月場所8日目を観戦しました。翌日の朝刊で、『読売新聞』(東京版)2026/01/19付朝刊は「6年ぶり 天覧相撲」との見出しで報じました。

(参照)

 天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは8日、両国国技館(東京都墨田区)で大相撲初場所の8日目を観戦された。天覧相撲は2020年1月以来6年ぶりで、令和に入って2回目。

『読売新聞』(東京版)2026/01/19付朝刊

<大相撲初場所>◇8日目◇18日◇東京・両国国技館
 天皇陛下が観戦される「天覧相撲」が行われ、天皇、皇后両陛下と内親王殿下の愛子さまが、ご来館なさった。午後5時1分に、場内アナウンス。「天皇皇后両陛下、愛子内親王殿下、ご入場になります」。黒紋付き、羽織はかまの八角理事長に続いて、両陛下と愛子さまは貴賓席に姿をお見せになると、場内が沸いた。

URL: 『日刊スポーツ』(サイト)2026/01/18(2026-01-19参照)


天覧相撲の時、興業でやり方が変わることがあるか

 最後の取り組みの紹介の時、行事が「打ち止め」と言わず「結び」と言いかえています。

(参照)

◆天覧相撲 始まりは1868年(慶応4)4月17日に大阪坐摩神社で行われた京都相撲。昭和天皇は51回観戦。平成では23回(初場所20回、夏場所2回、秋場所1回)。通常は立行司が結びの触れで「この相撲一番にて本日の打ち止め」と発するが、天覧相撲では「打ち止め」が「結び」になる。敬語を使うためとされる。大入りの袋には「行幸啓記念」の文字が入る。

URL: https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202601180000992.html

 立行司:39代木村庄之助「……の一番にて~、結び~」

  2026/01/18 NHKテレビ「大相撲初場所」
  (解説の音声とかぶってよく聞き取れませんでした)