天皇と皇后が一緒に外出することです
「行幸啓」とは「行幸」+「行啓」です。「行幸」とは天皇が外出すること、「行啓」とは、皇后(皇太后)、皇太子、皇太子妃が外出することを指します。天皇と皇后が一緒に外出すると行幸啓です。
三大行幸啓とは何か
三大行幸啓とは「全国植樹祭」「国民体育大会開会式」「全国豊かな海づくり大会」に出席するため、明仁天皇(上皇)、美智子皇后(上皇后)がほぼ毎年、開催地を訪れていたことをいいます。
2人にとって、重要な地方訪問でした。
三大行幸啓とは、天皇、皇后両陛下が、各都道府県持ち回りで毎年開かれる「全国植樹祭」「国民体育大会」「全国豊かな海づくり大会」の行事に出席するのに合わせた重要な地方訪問である。行幸啓は、両陛下が皇居外に足を運ばれることを意味する皇室用語であることが説明されている。
◇『京都新聞』2018年10月29日付朝刊 17版 1面
七大行啓というものあるのか
徳仁天皇が皇太子時代に、7つの行事に出席するため毎年のように開催地を訪れていたことを「七大行啓」といいました。
その7つとは、
▽全国「みどりの愛護」のつどい
▽献血推進全国大会
▽全国高等学校総合体育大会総合開会式
▽全国農業青年交換大会
▽全国育樹祭
▽国民文化祭
▽全国障害者スポーツ大会開会式
―です。
全国農業青年交換大会は2008年(平成20年)に中止され、同年から「全国農業担い手サミット」へ出席するようになりました。
皇太子夫妻が担ってきた主要な地方公務を「七大行啓」といい、このうち、国民文化祭を除く全国高等学校総合体育大会(インターハイ)など4つ《ほかに、全国「みどりの愛護」のつどい、全国障害者スポーツ大会、全国育樹祭:引用者註》は秋篠宮夫妻が、献血運動推進全国大会は秋篠宮の紀子妃が単独で務めることになった。徳仁天皇が皇太子時代から出席が始まった全国農業担い手サミットは、三笠宮家の寛仁親王の信子妃が担うとのことが説明されている。
天皇、皇太子以外の皇族の外出は何というのか
「お成り」といいます。
愛子内親王のお出かけは「お成り」です。秋篠宮は皇位継承順第1位であり、その点は皇太子と同じですが、秋篠宮の外出は「お成り」とされています。宮内庁のHPでは、秋篠宮の記事に「#お成り」のタグが付いています。
