義江明子(著)『推古天皇』

書名:推古天皇
副書名:遺命に従うのみ群言を待つべからず
著者:義江明子(よしえ・あきこ)
出版者:ミネルヴァ書房
出版年月:2020-12
ISBN:978-4-623-09017-4

初の女帝・推古天皇を再考する

初の女性天皇である推古天皇(554–628)を、王位継承・政治過程、治世の事績のなかで捉え直し、その実像に迫る評伝。推古天皇は、敏達天皇死後の熾烈な継承争いのなかで主導的な役割を果たし、その統率力を背景に自らも即位した。これまで、叔父の蘇我馬子や甥の厩戸(聖徳太子)に帰されがちな在位中の事象を整理し、仏法を中心とする国づくりや王権の自立化を進めた事績を振り返り、推古自身の意思と統治の輪郭を描く。

著者について(同書による)

義江明子 (よしえ・あきこ)
1948年、大阪府生まれ。1971年、東京教育大学文学部史学科卒業。1979年、東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
文学博士。現在、帝京大学名誉教授。
著書に『日本古代の氏の構造」(吉川弘文館)、『日本古代の祭祀と女性』(吉川弘文館)〈第12回女性史青山なを賞〉、『古代王権論』(岩波書店)、『天武天皇と持統天皇』(山川出版社)、『日本古代女帝論』(塙書房)〈第40回角川源義賞)、ほか。