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日本は立憲君主国か

短くいうと  立憲君主国です。国の政治の形が「共和制」と「君主制」の二つに分けられると考えると、日本は大統領を選挙で決める「共和制」ではありませんから「君主制」です。そこで「君主制」を、君主が好き勝手にやる「専制君主制」と、憲法を定めてそれ...
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皇室は雑誌記事に反論できないのか

短くいうと…反論をすることはあります。宮内庁の反論という形であり、宮内庁の判断となっていますが、当然、皇室の判断も含まれていると思います。宮内庁のHPに掲載することもありますし、長官など幹部が記者会見で話すこともあります。少し長くいうと…宮...
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皇室の費用はどうなっているのか

短くいうと…公的な活動のための「宮廷費」、天皇、上皇と家族の日常生活などのための「内廷費」、皇族が使うための「皇族費」がそれぞれ国が支出している。 少し長くいうと…明治憲法時代、皇室は国庫からの定額金のほか皇室としての財産である資金(現金、...
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なぜ天皇は世襲なのか

短くいうと……歴史的に世襲だったので、現憲法もそれを確認して世襲と定めた。ではなぜ歴史的に世襲だったかというと、むかしはそれが普通だったから 少し長くいうと……「日本国憲法」が天皇を国と国民統合の象徴としているのは、歴史上の天皇がそうであっ...
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天皇の名前はどのように決まるのか

短くいうと……天皇が字を選んで与えることになっている。皇子(天皇の男の子)の場合は「○仁」と「仁」の字を用い、皇女(天皇の女の子)の場合は「○子」と「子」の字を用いるのが,平安時代頃から慣例になった。明治時代の「皇子女降誕諸式(おうしじょこ...
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天皇の語はいつから使われたか

短くいうと…… 7世紀半ばには使用されていたとみられる。天武天皇、持統天皇が在位していた頃とされるのが有力です。   皇室事典令和版 p.33 少し長くいうと…… 従来3つの説がありました。   推古天皇の時代(6世紀末~7世紀初め)   ...
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皇后の役割とは

短くいうと  おおまかに、①皇室で天皇などを支える役割、②皇后としての象徴的な役割 ③歴史的には天皇に替わる役割―があると思われます。 少し長くいうと 園部逸夫さんはもう少し細かく分けている。 象徴の地位にあるのは天皇お一方であるが、その配...
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どれくらいの皇族がいれば皇位継承が安定しているといえるのか

■ポイント・1本道では心細い・多すぎるのもなんだかなあ ■短くいうと・3系統か4系統あるといい、という人がいます ■少し長くいうと・皇室法に詳しい園部逸夫さんという人は「世襲制度の維持の観点からは、将来に続く皇位継承資格者が少なくとも三ない...